佐賀野 宇宙
株式会社スケブでデザイナーやってます。
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オリジナルフォント「F5.6」について
昨日試験的に公開してみた新フォント「F5.6」に思った以上の反響があったので、連載の方をちょこっとお休みしてこちらでもう少し詳しく解説します。
コンセプト
ライカのレンズなどに使用されている書体や機械彫刻用標準書体のような、機械的制約の中から生まれた独特の雰囲気の書体に、SF映画やアニメ作品などに出てくる直線な書体の要素を組み合わせ、自分なりに解釈・再構築してみよう。
という目標のもと作成しまし
Glyphsでフォントを作ろう 第3回
第3回にしてようやく小文字の作成に入る。看板要素の登場が少々遅くなった気がするが気にしない気にしない。
はじめに
今回(以降も含む)は説明を分かりやすくするため、シンプルなサンセリフフォントの作成に沿って解説していく。
また、手っ取り早くアルファベット26文字を揃えることを優先するのでGlyphsの細かい操作方法については省略させていただく。
と言っても、アウトライン編集に限ればだいたいIllu
Glyphsでフォントを作ろう 第2回
さて第2回。
今回はフォントとしての体裁を整えていく。
必要な情報を入力しよう
前回の最後でフォントファイルを一旦出力した際、フォント名が「New Font」になっていたが、これはGlyphsの用意したデフォルトの名前だ。
ローカル環境で使う分には問題ないが、せっかくなのでオリジナルの名前にしてみよう。
まず、ウィンドウ左上の [ i ] ボタンをクリックするか、 [cmd + i] でフォン